桜陽のわくわく授業探検2017  

桜陽のわくわく授業探検2016へ

横浜桜陽高校では、平成17年度でも引き続きアクティブラーニング型授業を積極的に推進しています。ゲームあり、笑いありの中で主体的に授業に取り組む生徒の様子を紹介します。

Thumbnail Image 1

体育(テニス)

サーブ、ラリー、ラリーゲーム!

テニスの技能を高め、ゲームの中で技能の段階に応じて作戦を立て勝敗を競う過程や結果に、楽しさや喜びを味わうことができるようにすることが学習の目標。1年生だけの21人のクラス。経験者は数名程度。

今日の授業のねらいとメニューを確認後、2つのコートの周囲を3周ダッシュ!多彩な柔軟体操やコート内での短いダッシュを繰り返し、ウォームアップ完了。水分補給しつつ、個人シートをバインダーに挟みながら前回までの課題等を確認。それからラケットを握ってボールで感触を思い出すドリル。

サーブのポイントを復習後サーブ練習開始。目標の4地点全てにサーブが打てたら報告するように先生から指示されるが、初心者にはかなりハードルが高い。「入れる気あるの!」先生の叱咤激励とは裏腹に、コート内はいたって和やか。その後もネットを挟んでボレーボレー、さらにサービスラインまで離れてミニラリー。生徒同士で「身体そりすぎ!」「ラケット振りすぎ!」とアドバイスしあって、熱中している。

「集合!」の声で先生めがけてダッシュ。ダブルスでのショートラリーゲームのルールの説明を受ける。

  • ルール1 サーブは相手のいるところ、ラリーは相手がいない所を狙う。
  • ルール2 相手をミスさせたら、抜けられる。

ほぼ初心者同士なので狙っているとも思えないが、なかなか抜けられない生徒が「狙われてる~」「意地悪してんの~」と声をあげれば、その生徒に行かないように無理して打ち返して自爆する者続出。頻繁にメンバーが入れ替わりながらゲームが展開していく。 「次回は、コート全面でラリーするからね!」先生の予告に、ラケットを構えながら笑顔で応える(体力的にはハードだが)心底楽しそうなテニスの授業だった。

Thumbnail Image 1

コミュニケーション英語Ⅰ

Challenge Your Limits!

1年生の3クラスを習熟度別で3クラスで展開。教員の指示のほとんどと板書のすべてが英語。英語で積極的にコミュニケーションを図り、間違いを恐れずメッセージを発信する意欲を伸ばすことを重視する授業。

冒頭の「Small talk」の今日のお題は、「アニメ」。参考文例をアレンジして、即興で30秒間のスピーチ。ペアの相手が単語数を数えて記録。相手を替えて3回話すうちに、スピードが上がり語数も増え、表情に余裕も出てくる。反応しやすい話題のせいか、ジェスチャーや笑い声で教室内はかなりにぎやか。その勢いで、今日のメインのスピーチ発表へなだれ込む。クラスを3つのグループ(10~12人)に分け、その中でペアの掛け合いで、人物やキャラクターを紹介する。ゆるキャラ、スポーツ選手、友達や担当教員等、自由に対象を選んで、笑いを取りながら英語で紹介していく。準備してきた原稿をなるべく見ないようしながらも、ほとんどの生徒が手放せない。グループ内の発表が終わったら、どのペアの発表が良かったか、スピーチの大切なことを確認しながら、理由をあげてシートに書き込み(もちろん英語で)提出。

先生がスクリーンをセットする1、2分間で少しクールダウン。東京オリンピック招致の佐藤真海さんのスピーチビデオを全員で食い入るように見る。その後、聞き取ったキーワードや内容、感想を発表しながら、スピーチで大切なことを再確認。confidence(自信)を得るためにpractice(練習)してChallenge Your Limits!(限界に挑戦しろ!)という深い結論に到達!

クラス全員が夢中で話し、夢中で見て聞いた、英語漬けの90分間だった。

Thumbnail Image 1

フードデザイン

洋食いろいろ作ります!パンも焼きます!

栄養・食品・献立・調理・テーブルコーディネートなどに関する知識と技術を習得し、食生活を総合的にデザインする能力と態度を育てる科目。3年生だけが受講可能。

この日は調理実習。4人一組で、舌平目のムニエル、フォカッチャ、ビシソワーズ、コールスローサラダ、マヨネーズ、ピンクレモネードゼリーを作る。前回の授業で、グループごとに役割分担や手順について時間をかけて検討(作戦を練る?)してきた。グループごとに、エプロンや爪のチェックをした後、レシピを見やすいように専用ケースに入れていよいよ調理開始!

まず各グループのマヨネーズ担当が呼びだされ、一か所でひたすら泡立て器で混ぜ続けている。「もう腕が限界!」と楽しそうに言い合いながら、加える油の量を慎重に確認し緊張を持続させつつにぎやかに作業を進めていく。

ビシソワーズ担当が、水でさらしたジャガイモを炒め始めるとバターの香りに誘われて、それぞれのグループの鍋の周りに人が集まって、笑顔で覗き込んでいる。

時間差でゼリー用のグレープフルーツのカットが始まり、先生から補足説明を受けた生徒が、他のグループにも伝えながら作業を進めていく。

コールスローサラダ担当は、黙々と野菜を切っている。

フォカッチャ(パン?)担当者も、一か所に集まって辛抱強く生地をこね続けている。

全員が、他の人の動きを見ながら声を掛け合い、臨機応変、積極的に手際よくフォローし合い、とにかく楽しそう!「おいしいものを作るぞ!」と、ブレない目標にグループ一丸となって取り組んでいた。

Thumbnail Image 1

コミュニケーション英語Ⅱ

音読フェス&単語フェス  みんなで協力しコミュ力向上!!

英語を通じて、積極的にコミュニケーションを図り、理解力、表現力を伸ばす科目。グループワークをベースに、インプットとアウトプットのバランスを意識した学習方法によって、着実に語句や文法事項の定着を図っていく。

前時の復習後、授業前半はとにかく音読!モデルリーディング、バズリーディング、グループでリピート、リード&ルックアップ、そして日本語訳の確認。とにかくよく声が出ている。リズムやイントネーションも、グループ内で厳しくチェック。不安な部分は、先生に近くに来てもらって、ゆっくり発音してもらい納得!その後、本文の概要を英語でまとめてグループで確認、クラス全体でも言い換え等をチェック。一息ついたところで、次のパートの導入クイズ!「色から連想される商品を日本語で書いてみよう!」1分間各自で考え、発表し合っているが、とっさに印象的な商品が思いつかないようで今一つ盛り上がらない。気を取り直して、新出単語をグループで確認。いよいよ単語フェス開始! この後、定例の「グループ対抗 今日の単語テスト!」が待っているので、再び緊張感が高まってくる。黒板に次々と生徒が出ていき、あっという間に新出24単語、語句が出そろう。それを全員で発音、スペル、意味を確認しグループ内でも確認。満を持して、ミニホワイトボードとサインペンが各グループに配られ単語テスト開始!

ルールは、各グループから選ばれた1人が教員から出された意味を聞いて、正確に単語や語句をホワイトボードに書き頭上に提示する。スピードと正確さを競うもので、1番になれば次のメンバーに交代。グループ4人が早く終了したらところが優勝。励ましとヒントと答え(?)が乱れ飛ぶ中、次々と出題され、あっという間に終了。今日も、英語と笑顔にあふれた、あっという間の90分だった。

Thumbnail Image 1

日本史A

岩倉使節団 ヨーロッパで大暴れ!

我が国の近現代の歴史展開を諸資料や地理的条件、世界の歴史と関連付けて考察し、国際社会に主体的に生きる自覚と資質を養う科目。1年生の必修科目なのでHRクラスで受講。パワーポイントや動画等ビジュアル教材を多用するとともに、クイズや資料を基に考える時間が多く設定され、現在の自分へどのようにつながっているか常に意識させられる授業展開になっている。

今回は、「明治維新と近代国家の形成(全5回)」の4回目。「明治当初の政策は、誰が、どんな気持ちで行ったのか?」をテーマに、海外に学びたい岩倉使節団派と、国内で目の前の問題に向き合いたい留守政府派、それぞれのメンバー、活動内容、意義等を確認していく。

黒板のスクリーンに、各派の主要メンバーの写真が映し出され、名前の確認をしながら「えぇ~名前がかわってる?」「おばあさんじゃないの?」「髭の形で見分けられるよ」等エピソードをクラス全体で共有。岩倉使節団のアメリカ・ヨーロッパ視察再現ドラマ(失敗・ハプニング続出)動画の視聴後、教員からの補足説明(約2年間、107人、100億円規模)にさらに驚きながらも、留学生派遣等その後の文化・教育面での影響の大きさも確認。各国での出来事をまとめながら追体験をすることで、気分はすっかり岩倉使節団の一員。さらに大久保利通になったつもりで、この視察をどのように生かした政策を行うか真剣に考える。ペアやグループで共有して、クラスで発表。明治の多くの政策の必然性が、ぐっと身近に感じられた90分だった。

Thumbnail Image 1

発展化学

イオン交換樹脂でイオン交換反応の確認!

化学基礎、化学と学んだ生徒が選択する最上級科目。今回は、身の回りに多く存在する高分子化合物、特に合成高分子化合物の理解を深める実験。実験用具は一人1セット準備されているが、 ペアで相談しながら実験を行う。

始めに、前時までの復習を兼ねて、実験1の結果を予測。ほぼ全員一致したので、早速実験に取りかかる。イオン交換樹脂をシリンジに詰める最初の段階から問題発生(?)。「クサ~イ!」「魚系の匂い?」「耳くそみたい」「粒粒で入れにくい~」等大騒ぎ。中には「昨日ニンニク食べたせいかな?」と笑いを誘う発言も。それでも、NaCl水溶液を流し入れ、流出液のpHを測ったり、硝酸銀水溶液を入れたり、蒸発皿にエタノールと一緒に入れて炎色反応を確認したり、手順書通り手際よく進めていく。さらに、それぞれの結果から考察し、ペアで理由を確認してまとめ。さすが最上級科目選択者、手際もよく、発言も積極的。

実験2は、硫酸銅水溶液(青色)と二クロム酸カリウム水溶液(橙赤色)が陰、陽それぞれのイオン交換樹脂を通すと何色に変化するか予測。意見が分かれて苦戦しているペアもあったが、実験開始。ペアで分担して声をかけあい、手際よく進めていく。樹脂の色や流出液の色を記録し、考察のヒントをたどりながら、まとめ。

予測、実験、結果記録、考察まとめに加え、先生からの注意や補足説明(器具の使い方、薬品の特徴等)等、頭フル回転、コミュニケーションもノンストップの緊張感あふれる90分だった。

 

Copyright © Yokohama Oyo High School